1: Hi everyone! ★@\(^o^)/ 2014/08/09(土) 10:10:56.49 ID:???0.net
位置情報を利用した交流サイト(SNS)を手掛ける米フォースクエアの新しいモバイルアプリケーション(応用ソフト)には、一部の
ユーザーが気持ち悪いと感じるかもしれないような機能が隠れている。それは、アプリが閉じられているときでさえ、ユーザーの行動
を逐一追跡する機能だ。
7日以降、フォースクエアのアプリをダウンロードしたり更新したユーザーは、携帯電話の電源が入っている間、同社によるGPS座標
の追跡を自動的に許すことになる。これまでは、ユーザーがアプリに位置追跡を始める許可を与える必要があったが、今後は追跡
されたくなければアプリ内の設定を変更してオプトアウト(除外選択)する必要がある。
写真=新しいフォースクエアのアプリ画面 Foursquare
これは、創業5年のフォースクエアにとって思い切った方針転換だ。同社のアプリは青いボタンで知られ、ユーザーはこの青いボタン
を使って人気スポットに「チェックイン」し、バッジを獲得できた。このチェックイン機能は現在姿を消し、同社が5月にリリースした新アプリ
「スウォーム」の一部になった。スウォームは持続可能なビジネスモデルを模索する同社の取り組みの一つだ。
フォースクエアのユーザーは今、バッジをもらうのではなく、頻繁に訪れる場所に関するTip(アドバイス)を残すよう促される。
ユーザーはまた、訪れた場所の周辺のレストランやバーのお勧め情報のプッシュ通知を受ける。新しい街を散策するすし好きの人の
携帯電話には、アプリを開かなくても、すし屋のお勧め情報が自動的に表示されるかもしれない。
ユーザーの位置追跡によって、フォースクエアは貴重なデータを入手し、パートナーや広告主にそれを販売できるようになる可能性
がある。同社は新たな収益源を模索している。同社のデニス・クローリー最高経営責任者(CEO)はインタビューで、ユーザーの行く
場所の傾向やどの場所が人気かについての分析を行い、そのデータをパートナーに販売することに期待を寄せていると述べた。
しかし、このように常時位置を追跡する機能はユーザーを遠ざける恐れがある。ユーザーは自らのプライバシーが脅かされること
への懸念をますます強めているからだ。ピュー・リサーチ・センターが2012年に実施した「インターネット&米国の生活プロジェクト」
によると、スマートフォン保有者の3分の1は端末の位置追跡機能をオフにしていると回答した。この大半はプライバシー上の懸念を
理由に挙げた。
フォースクエアのアプリの位置追跡機能は、ライバルが提供する機能をしのぐ。ツイッターのようなソーシャルアプリはGPS座標を
収集し、位置情報を友人と共有する選択肢をユーザーに与えるが、アプリがオフのときはデータを収集しない。フェイスブックは今年、
モバイルアプリに「近くにいる友達」のツールを追加した際、ユーザーがオプトイン(選択)しなければならないようにした。
クローリーCEOは、位置情報を共有しようとするユーザーが増えるだろうと述べ、その理由として、ユーザーがその代わりに一層
価値の高いサービスが受けられることを挙げた。
同CEOは「当社には創業以来、われわれがデータを再循環させる限り、人々はサービスの利用に興味を持ち続けるという哲学がある」
と述べ、「人々から大量のデータを収集するだけで何もしないことは許されない。それは公正な取引ではない」と話した。
フォースクエアは今週、プライバシー方針の更新を受け、ユーザーに、アプリの新バージョンは、たとえアプリが閉じられていても、
位置が追跡され、それが共有される場合もあると警告した。
ソース(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版)
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303570604580078634199653418
ユーザーが気持ち悪いと感じるかもしれないような機能が隠れている。それは、アプリが閉じられているときでさえ、ユーザーの行動
を逐一追跡する機能だ。
7日以降、フォースクエアのアプリをダウンロードしたり更新したユーザーは、携帯電話の電源が入っている間、同社によるGPS座標
の追跡を自動的に許すことになる。これまでは、ユーザーがアプリに位置追跡を始める許可を与える必要があったが、今後は追跡
されたくなければアプリ内の設定を変更してオプトアウト(除外選択)する必要がある。
写真=新しいフォースクエアのアプリ画面 Foursquare
これは、創業5年のフォースクエアにとって思い切った方針転換だ。同社のアプリは青いボタンで知られ、ユーザーはこの青いボタン
を使って人気スポットに「チェックイン」し、バッジを獲得できた。このチェックイン機能は現在姿を消し、同社が5月にリリースした新アプリ
「スウォーム」の一部になった。スウォームは持続可能なビジネスモデルを模索する同社の取り組みの一つだ。
フォースクエアのユーザーは今、バッジをもらうのではなく、頻繁に訪れる場所に関するTip(アドバイス)を残すよう促される。
ユーザーはまた、訪れた場所の周辺のレストランやバーのお勧め情報のプッシュ通知を受ける。新しい街を散策するすし好きの人の
携帯電話には、アプリを開かなくても、すし屋のお勧め情報が自動的に表示されるかもしれない。
ユーザーの位置追跡によって、フォースクエアは貴重なデータを入手し、パートナーや広告主にそれを販売できるようになる可能性
がある。同社は新たな収益源を模索している。同社のデニス・クローリー最高経営責任者(CEO)はインタビューで、ユーザーの行く
場所の傾向やどの場所が人気かについての分析を行い、そのデータをパートナーに販売することに期待を寄せていると述べた。
しかし、このように常時位置を追跡する機能はユーザーを遠ざける恐れがある。ユーザーは自らのプライバシーが脅かされること
への懸念をますます強めているからだ。ピュー・リサーチ・センターが2012年に実施した「インターネット&米国の生活プロジェクト」
によると、スマートフォン保有者の3分の1は端末の位置追跡機能をオフにしていると回答した。この大半はプライバシー上の懸念を
理由に挙げた。
フォースクエアのアプリの位置追跡機能は、ライバルが提供する機能をしのぐ。ツイッターのようなソーシャルアプリはGPS座標を
収集し、位置情報を友人と共有する選択肢をユーザーに与えるが、アプリがオフのときはデータを収集しない。フェイスブックは今年、
モバイルアプリに「近くにいる友達」のツールを追加した際、ユーザーがオプトイン(選択)しなければならないようにした。
クローリーCEOは、位置情報を共有しようとするユーザーが増えるだろうと述べ、その理由として、ユーザーがその代わりに一層
価値の高いサービスが受けられることを挙げた。
同CEOは「当社には創業以来、われわれがデータを再循環させる限り、人々はサービスの利用に興味を持ち続けるという哲学がある」
と述べ、「人々から大量のデータを収集するだけで何もしないことは許されない。それは公正な取引ではない」と話した。
フォースクエアは今週、プライバシー方針の更新を受け、ユーザーに、アプリの新バージョンは、たとえアプリが閉じられていても、
位置が追跡され、それが共有される場合もあると警告した。
ソース(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版)
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303570604580078634199653418
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