1: Hi everyone! ★@\(^o^)/ 2014/07/05(土) 11:37:33.33 ID:???.net
ソース(MSN産経ニュース) http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140705/biz14070507000001-n1.htm
総務省が、スマートフォン(高機能携帯電話)などを他社のサービスで使えないように端末に制限をかける「SIMロック」の解除を
携帯電話事業者に義務付ける方針を固めたことで、国内携帯電話市場が大荒れの様相をみせてきた。NTTドコモなど携帯大手3社
が「iPhone(アイフォーン)が売れなくなる」と戦々恐々なのに対して、日本市場に食い込めないでいた中国・韓国勢は千載一遇の
チャンスとばかり、シェア拡大を狙う。
SIMを解除した「SIMフリー端末」は「格安スマホ」の普及にも欠かせない。格安スマホは、端末代金と通信料金を組み合わせて
月額1000~3000円程度のサービスが急増。当初は、動画の視聴などには使えない低速なデータ通信や型落ちと呼ばれる旧モデル
など安さ優先でサービス水準は我慢が必要だったが、ここへ来て仮想移動通信事業者(MVNO)など提供会社が増えている。音声は
もちろん高速データ通信サービス「LTE」など、大手事業者が提供するサービスとそれほど遜色(そんしよく)のない「格安スマホ」も
登場してきた。
「私どもはLTEのフルスピードで展開していく。9月には、LGの端末を出して機種を増やしていく」
ビッグローブが6月末、東京都内で開いた新製品発表会で、スマホ市場への本格参入を表明した古関義幸社長は既存の「格安スマホ」
との品質の違いを強調してみせた。
同社が7月1日から「ビッグローブスマホ」として売り始めたのは、NTTドコモのLTEサービスエリアで音声通話もできるSIMカードと
シャープ製の端末のセット。価格は端末と通信費を合わせて月3476円。通話料は30秒ごとに20円かかる。
「番号持ち運び制度(MNP)」に対応し、大手通信事業者からの乗り換え需要も狙った商品だ。ビッグローブによると、発売初日は
想定を上回る予約が入り、評判は上々という。
販売に弾みをつけようと、同社が2機種目に選んだスマホが、韓国LG電子の世界市場向けモデル「LG G2ミニ」だ。4.7インチの
液晶画面を搭載したコンパクトな端末で、海外では人気の機種という。
格安スマホと呼ばれるジャンルには、中国・華為技術(ファーウェイ)も世界市場向けモデルをSIMフリー方式で出荷している。
ビックカメラやエディオン、ノジマなどの家電量販店には6月下旬から、ファーウェイの「Ascend(アセンド) G6」が並び始めた。
端末の希望小売価格は2万9800円で、「格安スマホ」としては高いが、一般的な最新のLTE端末が6万~8万円するのと比べると
お買い得だ。
米調査会社IDCによると、2013年のスマホの世界出荷台数は10億420万台。韓国サムスン電子、米アップルに続き、ファーウェイ
(市場シェア4.9%)とLG(4.8%)は3位と4位にランクインした。
世界市場では優位に戦いを進める両社だが、日本市場は通信事業者と電機メーカーのつながりが強い上、アイフォーンの人気が高く、
苦戦が続いている。
シェア低迷に悩む両社が目をつけているのが、携帯電話大手から回線を借りて通信サービスを提供するMVNO向けビジネスだった。
MVNOが提供する格安スマホは従来、「通信速度が遅い」「使える機能が限られる」「機種が少ない」といった不満が多く、スマホ
初心者向けという位置づけにあった。
ファーウェイやLGはここに目を付けた。大量生産によって製造コストを抑えた最新の端末を投入して価格性能比の高さをアピールする
のが2社の差別化戦略だ。
「彼らが日本で入り込むとしたら、格安スマホの領域しかない。一度手にしたら長く使ってもらえるSIMフリー端末が売れれば、
日本での認知度を高められると考えているのだろう」。MVNO大手の幹部が説明する。中国で台頭する激安スマホメーカーにも
追い風になりそうだ。
(>>2以降に続く)
総務省が、スマートフォン(高機能携帯電話)などを他社のサービスで使えないように端末に制限をかける「SIMロック」の解除を
携帯電話事業者に義務付ける方針を固めたことで、国内携帯電話市場が大荒れの様相をみせてきた。NTTドコモなど携帯大手3社
が「iPhone(アイフォーン)が売れなくなる」と戦々恐々なのに対して、日本市場に食い込めないでいた中国・韓国勢は千載一遇の
チャンスとばかり、シェア拡大を狙う。
SIMを解除した「SIMフリー端末」は「格安スマホ」の普及にも欠かせない。格安スマホは、端末代金と通信料金を組み合わせて
月額1000~3000円程度のサービスが急増。当初は、動画の視聴などには使えない低速なデータ通信や型落ちと呼ばれる旧モデル
など安さ優先でサービス水準は我慢が必要だったが、ここへ来て仮想移動通信事業者(MVNO)など提供会社が増えている。音声は
もちろん高速データ通信サービス「LTE」など、大手事業者が提供するサービスとそれほど遜色(そんしよく)のない「格安スマホ」も
登場してきた。
「私どもはLTEのフルスピードで展開していく。9月には、LGの端末を出して機種を増やしていく」
ビッグローブが6月末、東京都内で開いた新製品発表会で、スマホ市場への本格参入を表明した古関義幸社長は既存の「格安スマホ」
との品質の違いを強調してみせた。
同社が7月1日から「ビッグローブスマホ」として売り始めたのは、NTTドコモのLTEサービスエリアで音声通話もできるSIMカードと
シャープ製の端末のセット。価格は端末と通信費を合わせて月3476円。通話料は30秒ごとに20円かかる。
「番号持ち運び制度(MNP)」に対応し、大手通信事業者からの乗り換え需要も狙った商品だ。ビッグローブによると、発売初日は
想定を上回る予約が入り、評判は上々という。
販売に弾みをつけようと、同社が2機種目に選んだスマホが、韓国LG電子の世界市場向けモデル「LG G2ミニ」だ。4.7インチの
液晶画面を搭載したコンパクトな端末で、海外では人気の機種という。
格安スマホと呼ばれるジャンルには、中国・華為技術(ファーウェイ)も世界市場向けモデルをSIMフリー方式で出荷している。
ビックカメラやエディオン、ノジマなどの家電量販店には6月下旬から、ファーウェイの「Ascend(アセンド) G6」が並び始めた。
端末の希望小売価格は2万9800円で、「格安スマホ」としては高いが、一般的な最新のLTE端末が6万~8万円するのと比べると
お買い得だ。
米調査会社IDCによると、2013年のスマホの世界出荷台数は10億420万台。韓国サムスン電子、米アップルに続き、ファーウェイ
(市場シェア4.9%)とLG(4.8%)は3位と4位にランクインした。
世界市場では優位に戦いを進める両社だが、日本市場は通信事業者と電機メーカーのつながりが強い上、アイフォーンの人気が高く、
苦戦が続いている。
シェア低迷に悩む両社が目をつけているのが、携帯電話大手から回線を借りて通信サービスを提供するMVNO向けビジネスだった。
MVNOが提供する格安スマホは従来、「通信速度が遅い」「使える機能が限られる」「機種が少ない」といった不満が多く、スマホ
初心者向けという位置づけにあった。
ファーウェイやLGはここに目を付けた。大量生産によって製造コストを抑えた最新の端末を投入して価格性能比の高さをアピールする
のが2社の差別化戦略だ。
「彼らが日本で入り込むとしたら、格安スマホの領域しかない。一度手にしたら長く使ってもらえるSIMフリー端末が売れれば、
日本での認知度を高められると考えているのだろう」。MVNO大手の幹部が説明する。中国で台頭する激安スマホメーカーにも
追い風になりそうだ。
(>>2以降に続く)
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